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先生と私と幼馴染
第3章 お見舞


「あー!!
新君、院長が呼んでたわよ!」


いいなりあー!と叫んだ看護婦さんに驚きつつ新がまたどこかへ行ってしまう悲しみが生まれた


新はふぅ…と、息を吐き出し美雨のおでこから手を離した


「お父さんが呼んでいるのなら仕方ありませんね

美雨、また来ますね」


真鍋先生のお父さんって院長がなんだ…



新は美雨のおでこに顔を近づけてそっと唇を押し当てた


真鍋先生…


ゆっくりと新の唇が離れていく


「いい子にしていてくださいね」


新たは美雨の頭をひとなでしてドアに向かって行った


あ…!


まって!


美雨の思いは叶う事なく新は部屋を出ていった

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