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第1章 プロローグ

いや、あったかもしれないな


最後に大好きで大嫌いなあの人を責めたらよかったな


私はあなたの一番じゃなかった


便利で都合のいい人形だったんだね


音を立てずに靴を脱ぎきれいに揃えてもう一度下を見た



お父さん、お母さん、ごめんなさい…


私、もうだめ…


だから




バイバイ