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変質者の手毬唄・珍田一耕助シリーズ
第10章 「第2の犠牲者」


すると珍田一と凛が歩いてきたほうから、誰かを呼ぶような声が聞こえてきた



「珍田一先生~!」



こちらに向かって走ってきたのは勝江だった



「そ、そんなに慌ててどうしたんです、勝江さん」


「先生…、今…駐在所の松木巡査が来て…近藤さんトコの晴海ちゃんが小学校で見つかったって…」


「えぇっ?こ、今度は小学校で?」


「は、はい…今、磯毛警部も急いで飛び出していきました…」


「ぼ、僕もこうしちゃいられません…!り、凛さん…すみません…、僕も行ってきます!!勝江さん、すみませんが凛さんをお願いします…」







小学校の門を通り抜けると、直ぐに人だかりが見えてきた


男ばかりが40~50人程集まっているだろうか…にどうやら発見現場はグランドの隅らしい


珍田一は人ごみを掻き分けて、その中心に向かっていく


男達は皆、ニヤニヤと淫猥な笑みを顔に浮かべている



「はい、ちょっと御免なさいよ…」



珍田一は、小柄な体を活かして男達の身体の間をスルスルと器用にすり抜けていく



「あっ…あぁん…」



時折、女の…おそらくは晴海のものと思われる喘ぎ声に似た淫靡な声が聞こえてくる


とりあえず、無事なようである…


ようやく磯毛警部や松木巡査、それに青年団の姿が見えた



「おお、珍田一さん、こっちこっち!」



磯毛が珍田一に気付いて手招きした


その人の輪に駆け寄った珍田一は、我が目を疑った



「こ、こりゃあ…一体…」



珍田一は目の前に突如現れた破廉恥極まりない光景に驚愕し、鳥の巣の様な毛髪を掻きむしり始めた



花壇の脇に藁が敷き詰められ、その上に全裸の近藤晴海が寝かされていた


地面には4ヶ所、木の杭が撃ち込まれており、大の字に開かれた近藤晴海の両手足はその杭に縄で縛り付けられて完全に自由を奪われている


しかし、彼女の受けていた辱めはそれだけにとどまらなかった…


3匹の野良犬が狂ったように晴海の身体をペロペロと舐めまわしているのである







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