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英理を調教 完全版
第7章 混浴温泉での乱交
「そろそろ風呂に行こうか」

 俺は英理を促す。英理はスカートの裾を握ったまま大人しく立ち上がる。
 四人組が少しざわつく。露天風呂は混浴だ。俺と英理が二人で露天風呂に入るところを想像したらしい。

「あ、うん、引き止めて悪かったね」

 そう言って送り出してくれた『カメラ』の声も少し上ずっていた。

 
 露天風呂はさほど広いわけではなかったが趣のある、と表現できるようないい雰囲気だった。もっとも高校生の俺には「趣」とかよく分からないのだけど。
 中央に桜の木が植えられ、その周りを円形の岩風呂が囲んでいる。旅館の名前もそのものずばりで「さくら館」に温泉は「さくら湯」
 春になれば桜の木の下で温泉が楽しめるようだ。もう一度その頃に来てみたい。

 露天風呂はふたつある。一つは宿泊客専用でもうひとつは日帰り客用だ。どちらも大差ないが宿泊客用のほうがたくさんの桜の木が植わっているらしい。
 宿泊客は今日は俺達三人と大学生四人、それと老夫婦が一組。大学生四人は喫茶スペースにいたし、おじいちゃんとおばあちゃんはさっき散歩に出ていた。つまり今、露天風呂には俺と英理の二人しかいない。

 俺は服を脱ぐとタオルで隠すこともなく英理を待つ。英理も大人しく服を脱ぐ。股間はまだ濡れているのか薄い陰毛が湿り気を帯びているように見える。

 ここに来るまでに何度も射精したというのに俺の股間は英理の裸を見てすぐにむくむくと起き上がる。英理はそれに気づきながらも見ないようにしている。
 本当なら今すぐにでも英理の中にぶち込みたいが、せっかくの温泉だ。ここはひとつ「趣」のあるプレイをしようじゃないか。

 脱衣所から温泉へと。英理の肩を抱くように俺は足を進める。
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