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第8章 本気のレイプ

「撮影、どうだった？」
「う、うん…普通に終わったよ」

　質問に対してちょっとおかしな答えが英理の動揺をよく表している。
　俺は途中からスタジオの外にいて何が行われていたか知らないふりをした。英理はそれを信じ、何をされたのかを俺に気付かれないようにと健気に振る舞う。

　英理のこういうところが俺は大好きだ。隠そうとすればするほどに嬲りたくなる。

　その日は家の近くのハンバーガー屋で食事をして、そしていつも通りに俺の部屋でセックスをして別れた。