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英理を調教 完全版
第10章 調教された英理
「あうっ…達也、そこ…ダメ、触っちゃ…うっ!」
「ここが弱いんだよね。よく知ってるよ」
「こ、声が…あん…う、くぅ…」
「よく知ってるよ、英理の体のことは」

 耳元で俺は囁く。英理は自分の言葉が俺に届いていないことを知ってまた一筋涙を流す。
 英理が懇願すればするほど、それをしたくなる。恥ずかしがればもっと恥ずかしがらせたくなる。
 気持ちよくなるならば、もっともっと気持ちよくさせたくなる。

 英理を快感の中に堕とす。自分の意志では出られないほどの深い官能の世界の中に。

 窓の外、隣の線路を走る電車が近付いてくる。英理は車両の隅で体を小さくさせる。その英理の片足を持ち上げる。

「あうっ!」

 首が仰け反り小さな喉がひくっと上下に動く。
 俺は英理を貫いた。今まではしたことがない電車の中での挿入だ。

「あ、うっ! そ、そんなに動かないで…! んんっ!」

 耐えても耐えても快感は次々に襲い掛かり、堪えても堪えても喘ぎの吐息は声になって漏れ出す。
 
 俺は念願だった電車内での全裸の英理への挿入にかなり興奮していたらしい。周りを囲むメンバーのことも俺達に向けられたカメラのこともすっかり忘れ夢中になって腰を振った。

「あふ…ん、あっ! あん…んっ!」

 感度が高まり心の一線を越えた英理は声を殺しつつも喘ぎ、俺の腰に合わせて英理の腰も蠢く。頬を濡らす涙は快感が溢れて流れ出る涙だ。

 俺は最後の深く深く最後のひと突きを沈め、英理の中に性を放出する。

「あう…っ! あ、う…」

 ビクビクと英理の中で脈打ち大量の精液が注ぎ込まれる。
 俺が腰を離すとがっくりと脱力した英理が体を持たせかけてくる。

 抱きしめた英理の股間からは、出されたばかりの精液をも押し流すような勢いで潮が太ももを伝って流れ出す。
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