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英理を調教 完全版
第3章 夏祭り。全てを見せた英理
 英理を夏祭りに誘うのは簡単だった。一応恋人なのだから、夏祭りに二人で出かけることは何の不自然さもない。

 夏休み突入後一週間。俺は大学に進学するつもりはないので受験勉強とは縁がないが宿題という面倒臭いものがあるわけで、英理とはしょっちゅう会っていた。
 大学に進学を希望している英理は勉強が出来る。だから俺は英理にあれこれと教えてもらいながら、何とか少しずつでも宿題をやっつけている。
 いつもは調教する側の俺が勉強を教えてもらっているのは何とも冴えないが、逆にそれもその後のセックスの前ふりと思ってなんとか宿題に向き合っている。

 しかし実は俺と英理はこの一週間ほどセックスをしていない。
 夏休みに入り共働きの俺の両親、特に母親が家にいることが多くなった。自分の部屋があるとはいえ親が家にいるのでセックスは出来ず、高校生だからラブホテルにも行きにくく、その金もない。

 俺は夏休みの間だけバイトをすることにしたが、その理由のひとつは一度くらいラブホテルに行ってみたい、というのがある。

 夏休みに入って俺の性欲は発散されず溜まりに溜まっている。
 しかしそれも今日の日のため。今日は思う存分英理を犯してやろう。
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