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第5章 海で複数の男に中出しレイプ

　いよいよ夏休みも最後の一週間。
　英理や志穂さんのおかげで無事に宿題という難敵を片付けられた俺は、後は遊ぶだけ、と夏休みを全力で楽しんでいた。
　目的のものを買えたのでバイトも終わりにし、英理の都合がつくだけ会い、ご機嫌取りにデートをし愛のある濃厚なセックスをした。

　もちろん愛とは言っても見せかけのものだ。
　英理を調教するのにはまだ時間がかかる。それまでに英理の気持ちを俺に繋ぎ止めておかなければならない。
　そのためにはまだしばらくは面倒ではあっても英理とは恋人同士でいることが好ましい。

　バイト代で俺達は初めてラブホテルに入った。学校や屋外以外ではいつもセックスをするのは俺の部屋でだ。
　いつかは行きたいと思っていたが、高校生という身分的にも金額的にもなかなか行きにくかったが、この夏、ついに俺と英理はラブホテルに入った。

　今考えるとお笑いだけど、十八歳以上に見えるように、と俺も英理も目いっぱい大人っぽい服装で出かけた。まずは腹ごしらえ、とハンバーガーを食べている間、二人してそわそわしてしまった。
　なんてったってラブホテルデビューの日なのだから。

　わざわざ電車に乗り知り合いに会わなそうなところまで出かけ、あらかじめ調べておいたラブホテルへと向かう。英理が入りやすいように、と外見はそれほど派手ではないところを選んだ。

　午後から夕方まではフリータイム。思ったよりも安い値段で入れた。