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第14章 チチデール　後編

せっかく都に戻ってきたのだから、少し羽を伸ばして遊びたいとラッカは言いました。

ニーナはそれを認めます。

そして、２日後に落ち合うことを約束し、ラッカとニーナは別れました。


都大路をぶらぶらと歩き、露店を見て回るニーナ。

衣類やサンダル、香料や食材、食器や異国の調度品･･･
いろんな物が売られていて、華やかです。

ニーナは水鉄砲を売っている露店を見つけます。
そして、セバスチャンのことを思い出します。

ソーソイア村を旅立ち、２ヶ月が経ちました。

婚約者であるセバスチャン君は何をしてるんだろう･･･
ニーナは懐かしく思うとともに、セバスチャンに会いたいと思います。

でも、メデューやラッカにエッチなことをされ、また、処女のまま性の悦びをしってしまったことについては、セバスチャンに申し訳なく思います。