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第17章 震える石　

巨頭老人に連れられ、カトレーヌは山中を進みます。

林の中に古びた屋敷があります。

その周りには、多くの木偶魔人が歩き回っていますが、巨頭老人とカトレーヌを襲おうとはしません。

「ここがワシの家じゃ」
そう言って巨頭老人は、屋敷にカトレーヌを招き入れました。

古びた外見の屋敷ですが、内装は豪華です。

高い天井･･･食事用のテーブル･･･食器棚には豪華な食器類･･･そして大きなベッド･･･。

「さぁ、じっくり楽しもうかのぉ〜。　楽しみはこれからじゃ。　まずは裸身を見せるんじゃ」
巨頭老人がカトレーヌに言いました。

厭らしい目つきです。

もちろんカトレーヌは、こんな爺さんなんかとエッチするのは嫌です。

でも、木偶魔人たちの力を借りてニーナの行く手を阻むには、巨頭老人の言うとおりにしなければなりません。