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第26章 勇気の水鉄砲

「でも、水を入れた桶なんて重いわよ。　どうやって山の奥まで運ぶのよ」
メデューがセバスチャンに尋ねます。

セバスチャンは答えに窮します。

その時･･･

「ワシらの仲間が水を運ぶのを手伝うぽん。　モグーガ山脈に住むワシの弟や大ネズミやオオカミ男やトロールたちも、木偶魔人には迷惑してるぽん。　ワシらにも手伝わせてくれだぽん」
アダルトショップの店主が訴えます。

「ありがとう！」
セバスチャンは声を弾ませます。

「それから、もうひとつ気になる情報があるんだぽん。　カトレーヌという名前の巫女が、ヤツらに味方してるらしいぽん」
店主は話しを続けます。

カトレーヌちゃんがこの地にいて、僕たちの敵になっている？！
セバスチャンは驚きます。