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第26章 勇気の水鉄砲

セバスチャンは勢いよく、屋敷のドアを開けます。

中には、巨頭老人とカトレーヌとハサミ男とヤカン男と鳩男が立っています。

ニーナは全裸で、気を失って床に倒れています。

「いくぞー！」
狼男が声を上げます。

狼男と大ネズミとトロールとゴブリンが、巨頭老人一派に飛びかかります。

巨頭老人もハサミ男もヤカン男も鳩男も弱く、すぐに取り押さえられてしまいました。


セバスチャンはカトレーヌと対峙します。

「カトレーヌちゃん！　どうして、こんなことを？！」
セバスチャンがカトレーヌに尋ねます。

「うるさいっ！　私はとにかくニーナが憎いの！」
カトレーヌは声を張り上げます。

そして、カトレーヌは魔法スティックをセバスチャンに向け、電撃呪文を唱え始めます。
「精霊たちよ、我の敵を電撃にて･･･」

セバスチャンはそんなカトレーヌに向けて、水鉄砲を発射します。