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第27章 偽りの純潔

戦いが終わった巨頭老人の屋敷前･･･
アダルトショップの店主がラッカたちに言いました。

「罪を犯した魔物たちは、ワシら魔物たちが裁判して折檻するぽん。　たぶん、お尻を百叩きだぽん」

そして、ラッカたちに味方をした魔物たちは、カトレーヌ以外の巨頭老人一派を連行して、モグーガ山脈の森の中へと消えていきました。

カトレーヌはロープで縛られたまま、その場に残されています。


「じゃあ、俺たちも行こうか」
ラッカが言いました。

「いよいよ、隕石破壊が封印されている洞窟ですね」
ニーナが声を弾ませます。

セバスチャンとメデューもうなずきます。

４人はカトレーヌを引き連れ、モグーガ山脈のさらに奥へと進みます。

モグーガ山脈の最奥部にある洞窟で、魔法の呪文を手に入れることが、今回の旅の目的です。