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愛しのイケメン☆LIFE
第13章 青音君の悩み
「うん。いいよ。アズの気が済むまで、こうしてて。」
「…………。」
どのくらい、この状態でいただろうか?
無言のまま、サラの温もりをただ感じていた。
こうしているだけでも、幸せなのに、俺は何でこんなにも不安を感じているんだろう。
大切でずっと自分のそばにいて欲しいと思ったサラが、今は自分のそばにいてくれるというのに…。
俺は、いつからこんなに、弱い男になったんだろう…。
サラは、今本当に幸せなのだろうか…?
今さらなのに、そんな事を考えてしまう自分がいた。