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愛しのイケメン☆LIFE
第2章 海音君とお酒
その日も俺がSUNで飲んでいたら、その元気な子、ナギちゃんが俺の隣に座った。
互いに挨拶して飲んでたんやけど、俺もナギちゃんも酒が回ってきて、いつの間にか、すんごい話してた。
俺の方に体を向けて、俺の体にちょこちょこ触れてくるナギちゃんが、少し気になり始めた。
なんやろ?酔うとスキンシップ激しくなる子なんやろか?
でも、触られて嫌な気はしない。
しかも下から見つめてくるナギちゃんは、結構可愛い。
そういえば、こんなに近くで女の子みたのって、久しぶりやなぁ。
そう思いながら、ナギちゃんを見つめてしまった。
「カイさん…?」
静かに俺の名前を呼んで、不思議そうに見つめるナギちゃんが、めっちゃ可愛く見えるんやけど…。
どないしたら、ええんやろ?
「ナギちゃん…。」
ナギちゃんを見つめて名前を呼ぶと、ほんのり紅く頬を染めた。
ほんまに、可愛いやんか。
俺の手は自然に、ナギちゃんのサラサラな髪を撫でていた。