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愛しのイケメン☆LIFE
第2章 海音君とお酒
ムニャムニャと動いたナギちゃんの唇。
寝たままナギちゃんが、クスッと笑って、可愛く寝言を言った。
「だいすきぃー。ムニャ…。」
それは、俺に言ってんの?
それとも俺が知らない誰かの夢を見てるの?
でもさ、今は俺に言ったんだって、自惚れさせて。
俺はナギちゃんの頬に、優しく自分の唇を付けた。
「ナギちゃん、おやすみ。またね…。」
朝になって酔いが冷めたら、この甘い時間も忘れちゃうんやろ?
だったら、今だけ甘いキスをナギちゃんにあげるから。
おやすみ。
俺の可愛い人…。
またこの店で、会えるのを楽しみにしてるよ。
END。