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愛しのイケメン☆LIFE
第2章 海音君とお酒
今日はまだ冷静な自分がいるのが、不思議なくらいやったけど、冷静で良かった。
ナギちゃんとは、これからも一緒に酒を楽しみたいからなぁ。
そう思ったから。
お気に入りの店で出逢った、とびきり明るい女の子。
この子とは、急がずゆっくり仲良くなりたいって、思ったんや。
俺の肩から伝わるナギちゃんの温もりが、酔った体を熱くする。
閉店間際、店にはもう俺とナギちゃんしかいない。
希ちゃんは、厨房の片付けをしていてこちらを見ていない。
いつの間にかテーブルに顔をつけて眠っていたナギちゃん。
でも、顔はちゃんとこっち見てるんやな。
そんなナギちゃんの髪を整えてやる。