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愛しのイケメン☆LIFE
第3章 柊斗君の休日
「花菜さんとお付き合いさせていただいてます。滝澤柊斗です!よろしくお願いいたします。」
ペコリとお辞儀をする。
「花菜がこんなイケメン連れてくるなんて、ビックリだわ!ゆっくりしていってね。あ!花菜!見られたくなかったら、ちゃんと鍵かけるか、ホテルでも行きなさいよ!」
そう言ったお母さんの目線の先には、ゴムが入っていた包みが落ちていた。
やべぇー。
あんなとこに落ちてるし。
お母さんにバレてるし。
てか、お母さんサバサバしすぎだから!
「避妊はしっかりね!」
そう言ってお母さんはドアを閉めて、下へ降りていった。
お母さんが、うるさくない人で良かった…。
「柊斗ごめんね。途中になっちゃって…。」
「いや、それよりお母さんにバレてるだろ。ごめんな。」
「恥ずかしいけどね…。」
「だな。今度からはラブホでも行こう。」
二人きりの甘い時間は、こうして終わりを告げた。
次からは、絶対にラブホに行こうと、俺は固く誓うのだった。
おしまい。