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愛しのイケメン☆LIFE
第6章 海音君と山谷さん

約束の日はすぐに来た。

今日は俺も休みやったから、俺と山谷さんは、すでに飲み始めていた。

と言っても、山谷さんは帰り皆を送るからと、アルコールは飲んでいない。

時間少し前になると、ナギちゃんが友達と店に入ってきた。


「お待たせしちゃって、すみません。」

「初めまして、今日はよろしくお願いします!」


ナギちゃんが連れて来た友人は、ナギちゃんとは正反対な感じの子やった。

おとなしそうで、控え目な感じの子。

山谷さんがまさに、タイプな感じの子やったけど、俺はどちらかというと、ナギちゃんみたいな元気な子の方がタイプやな。

今日は山谷さんと彼女をくっ付ける会やし、俺はいつものように楽しもう。


「カイさん、山ちゃん。友達の沙織ちゃんです!今日は4人で楽しく飲みましょ。」

「こんばんは!俺はカイって呼んでください!」

「山谷です!山ちゃんて、呼んでください!今日は楽しみましょう!」

「初めまして。沙織です。よろしくお願いします。」


軽い自己紹介から始まり、酒が進むにつれ、山谷さんと沙織ちゃんは、お互いについて、話すようになっていた。

いつの間にか、ナギちゃんが俺の隣に来て自分のボトルウイスキーを、俺のグラスに注いでいる。

ロックなのに、なみなみ入ってるんやけど…。

これはナギちゃん、もう完全に酔ってるわ。

何だか楽しそうやから、別にいいんやけどね。

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