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愛しのイケメン☆LIFE
第6章 海音君と山谷さん

それを見た沙織ちゃんは、クスッと笑って

「じゃ私、助手席に乗りますね。」

と言って、助手席に乗ってくれたから、俺とナギちゃんは後部座席に座る。

四人で車の中、ナギちゃんはもう、楽しそうに笑ってる。

ナギちゃんが好きな夏バンドの曲をスマホから探してかけてあげると、更にご機嫌になっている。


「カイさん、ありがとう!私この曲好きなんですよー。カイさんもよく、カラオケで歌ってますよね。」

「そやね。俺もこの曲好きやから。」


ナギちゃんと見つめ合って、フフッと笑う。

普段も面白いけど、酔うと更に陽気なナギちゃんが面白い。

そして、今日のナギちゃんもエロイ。

前席の二人は落ち着いた感じで、大人のトークを楽しんでいる。

後部座席の俺達は、只今密着中。

と言っても、ナギちゃんが俺の腕に腕を絡めて密着してんやけど…。

断る理由もないんで、そのままにしてるけど、ナギちゃんの甘い香水の香りが、何だかエロさを加速させている気がする…。

それに見上げる潤んだ瞳とか、いつも思うけど、これは反則やで…。

結構酔ってる俺も、いつものように、違う俺が出始めてて…。

もうどうなっても、知らんよ。ホンマに…。


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