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愛しのイケメン☆LIFE
第7章 ☆X'mas…輝愛&桜音☆
最近はまともに、デートもしてないしな。
たまには、ゆっくり一緒に居たいんだが。
今日も俺の帰りは朝方。
連日酒を呑んで、やや疲れている体で家のドアを開けて、何とか部屋に入る。
リビングのソファーでは、桜音が座ったまま寝ていた。
俺が帰るのを待っている間に寝てしまったようで、テーブルの上には、桜音の手料理が並んでいた。
俺のために作ってくれたんだな…。
俺が好きな和食料理。
最近桜音は、料理教室に通っていて、こうやって俺が好きな料理を作ってくれるんだ。
せっかく桜音が作ってくれたんだしな。
俺は寝る前に、桜音の料理をレンジで温めて食べる事にした。
「んっ…、輝愛?」
「桜音、ただいま。今からお前が作った料理、食べるよ。」
「寝なくて平気?」
「せっかく作ってくれたんだろ?先に食べるよ。」
温めた料理をテーブルに並べていると、桜音も起き上がって、向かいの椅子に座った。