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愛しのイケメン☆LIFE
第8章 ☆X'mas…青音&紗蘭☆

サラと一緒に窓の外を見ると、キラキラ光るイルミネーションに、白い雪がハラハラと舞っていた。


「綺麗…。」


そう呟いたサラの横顔は、そんな夜景よりもずっとずっと綺麗で、俺は外よりも、サラから瞳が離せなくなっていた。


「サラの方が綺麗だ。」


そう呟いた俺にサラが笑う。


「アズったら、キザだよっ。ふふっ。でも、嬉しい。ありがとう…。」


嘘なんかじゃなく、素直に口から出たセリフだった。

こんな恥ずかしいセリフも、サラには自然と言えるんだよな…。

サラには正直にちゃんと思った事を伝えたいって思っているからかな?


「サラ、まだプレゼント貰っていい?」

「んっ?なーに?」


振り返って、俺を見つめるサラの唇を優しく指でなぞる。

少し開いたサラの可愛い唇に、俺は自分の唇を近付けていった。

静かに二人の唇が重なる。


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