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愛しのイケメン☆LIFE
第9章 ☆X'mas…海音&渚☆
「もう、海音のバカ…。」
そう言った渚は、まんざらでもない様子や。
今夜はサンタで渚と…。
そう思いながら、今夜は久しぶりに愉快な仲間と酒を煽った。
閉店時間になったが、皆ベロベロになっていて、ソファーで寝ている。
「今日はゆっくりすればいいよ。とりあえず、洗い物だけしちゃうね。」
そう言って希ちゃんが厨房へと入って行った。
「渚、酔い醒ましに、少し外に出ようか?」
「うん!」
ドアを開けて外へ出ると、空からは白い雪がハラハラと舞いおちていた。
「綺麗だね…。」
「そやな…。」
綺麗な雪を見ながら、渚と寄り添う。
酒で酔った体を、雪が冷やしてくれているような気がする。
時計を見ると、すでにクリスマスを迎えていた。