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第7章 輝昭の事情。

『Boooooooもぉぉぉ。
　てる、本気で酷いｯ』

『分かった分かった。
　ほら、続きするなら、ローブ脱げよ』

背中をツンツンしながら意地悪に注文すると、

美紗は、"も。"って短く文句を言って、
少し恥ずかしそうに膝立ちになる。

ゆっくりと肩の肌が現れ、
ガウンはスルルと背を滑り降りた。

『綺麗だ･･』

背中に指を這わせながら首に吸い付くと、
甘い吐息に俺の名を混ぜる。

『ﾊｯｧ輝昭』

なあ、俺はお前を繋ぎとめておけるだろうか？

不確実な関係、社会的に後ろ暗い関係、そんなのを･･

『美紗･･』

苦しくなって後ろから抱きしめると、
その腕に美紗の手が重なって来る。

『ずっと･･俺の･････
　････俺の････』

『傍にいるよ、
　私は･･輝昭の傍に居たい』

『･･･ぁあ、居ろ、居てくれ、
　大切にする、ずっと大切にするから』


前に倒れ込み、ズブズブと美紗の中へ。

焦らしあった末の結合は震えるほどの快楽を広げ、
美紗は身体を大きく弓なりにして、
甘えまくる俺の全てを受け入れ包み込んでいく。