この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
想うより、想われる方が良い?
第8章 もう、限界!
<土曜12時45分>
綾視点。
はぁ。佐次ねぇぇ。
ホント何で教室でヤルかな。。
もぉぉ、春野の言う通り、
奴は本気の"お坊ちゃまん"って事かぁ。はぁ。
春野がそう呼んで嫌っているのは、
新入の契約が目標金額に届かないって焦っていたタイミングで、
強引な交渉をされたから。
佐次が要求したのは、美紗のクラス、
しかも金曜・最後の枠。
他の曜日を勧めても、頑なに譲らず、
『既存のクラスを
別の曜日に移すのは不可能じゃないだろ?
もちろん6人も生徒が居れば、
スケジュールの調整に、
気苦労と手間がかかるだろうから、
それに見合う契約をするつもりだ』
って押し通した。
『あの男は、金の力で好き勝手する
お坊ちゃまんですからね、
美紗先生、絶対気を付けて下さいよ』
春野は美紗に強めの警告をしていたけど、
美紗は佐次が来るのを知っていたのか、
不快感や嫌悪感を表さず、
少し驚いて凄く嬉しそうだった。
綾視点。
はぁ。佐次ねぇぇ。
ホント何で教室でヤルかな。。
もぉぉ、春野の言う通り、
奴は本気の"お坊ちゃまん"って事かぁ。はぁ。
春野がそう呼んで嫌っているのは、
新入の契約が目標金額に届かないって焦っていたタイミングで、
強引な交渉をされたから。
佐次が要求したのは、美紗のクラス、
しかも金曜・最後の枠。
他の曜日を勧めても、頑なに譲らず、
『既存のクラスを
別の曜日に移すのは不可能じゃないだろ?
もちろん6人も生徒が居れば、
スケジュールの調整に、
気苦労と手間がかかるだろうから、
それに見合う契約をするつもりだ』
って押し通した。
『あの男は、金の力で好き勝手する
お坊ちゃまんですからね、
美紗先生、絶対気を付けて下さいよ』
春野は美紗に強めの警告をしていたけど、
美紗は佐次が来るのを知っていたのか、
不快感や嫌悪感を表さず、
少し驚いて凄く嬉しそうだった。