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想うより、想われる方が良い?
第1章 プライベートレッスン。
弾けた快感に二人で喘いでしまい、
二人同時に息を止め外の音を探る。

部屋に響くリスニングテストの音、
隣から聞こえる綾先生の声・・
変わりはなさそう。

ホッとすると、

輝昭はくすっと悪戯に笑って、
足が浮き上がりそうになるまでググッと腰を上げる。

繋がっている部分に更に体重がかかって、
猛りの存在感だけで震えそうなほどの快感が走るのに・・

声が出せないって、凄く苦しい!

「美紗、手、かして。」

「ぁあっ」
「シー。」

もぉ。

喘いじゃったのは私のせいじゃなくて、輝昭が耳元で囁くから。

拗ねそうな私の手を、また高く上げてドアに縫い止め、今度はガッシリと手首を掴んで固定。

これ・・
身体の動きを支配されちゃったって事??

声を我慢させられながら、
輝昭の思うままって事??

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