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第10章 美紗の部屋。

はぁ、も、なぁぁ･･
輝昭も輝昭やでぇ、

その日の夕方、
全然連絡つかんから、
焦ってマンションまで行ったら、
ビビッたぁ。

例の女、美紗って子とイチャコラ歩いて、
顔、、デレッデレ。。
そんな状態の輝昭は、初めてや。
声掛けるんも忘れるほどマジでビビッたわ。

･･にしても

"連れ込むな"って言われたら、
どっかホテルでも取れや、ボケ。

みやびがすぐ近くにおったのにも
気づかんって･･ドアホやろ。

･･って言うてる俺もなぁぁああ。。。

――ﾌﾞｰﾌﾞｰ

やっぱ来よった、指示メール。。

くっそ、腹立つけど、
従わんかったら･･

とりあえず、自分の感情は飲み込んで、
電話をポケットにしまい、
車から降りる。

向かう先におるのは二人。
さっき、もしかしたら？って気になったカップル。

「すみません、
ロビン先生と綾先生ですよね？」