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想うより、想われる方が良い?
第10章 美紗の部屋。
綾先生が小さい機械を渡すと、
ロビン先生は戸を開け
中を探る様に腕を動かしとったけど・・
何も起こらんかった。
二人は顔を見合わせ、
「・・ない・・」
「無いって・・どうして?
私はともかく、
ロビンの名前まで知っていて、
警察に電話をするタイミングで
接触してきたのよ?」
「さっき綾が言った通り
"支える輩が複数居る"って事だよ。
向こうは
前田が探る以外にも
多くの情報を得ていて、
美紗の為に動くのは誰かを
確実に知っているのかもしれない。
そのうえ、
探知機が反応するような
一般的な道具じゃなく」
「数《カズ》を活かして
張り込んで監視!」
――チュッ。
うーわ、人目も憚らず、
もー外人さんはぁ。。
声を荒らげた般若の眉間に
チュッとか・・見せつけてくれるわ。
なにキスしとんねん!・・と
やっかみで舌打ちしそうになんのを
必死で堪えるコッチの事も考えろって。。
ロビン先生は戸を開け
中を探る様に腕を動かしとったけど・・
何も起こらんかった。
二人は顔を見合わせ、
「・・ない・・」
「無いって・・どうして?
私はともかく、
ロビンの名前まで知っていて、
警察に電話をするタイミングで
接触してきたのよ?」
「さっき綾が言った通り
"支える輩が複数居る"って事だよ。
向こうは
前田が探る以外にも
多くの情報を得ていて、
美紗の為に動くのは誰かを
確実に知っているのかもしれない。
そのうえ、
探知機が反応するような
一般的な道具じゃなく」
「数《カズ》を活かして
張り込んで監視!」
――チュッ。
うーわ、人目も憚らず、
もー外人さんはぁ。。
声を荒らげた般若の眉間に
チュッとか・・見せつけてくれるわ。
なにキスしとんねん!・・と
やっかみで舌打ちしそうになんのを
必死で堪えるコッチの事も考えろって。。