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想うより、想われる方が良い?
第10章 美紗の部屋。
俺の背筋におぞ気が走った直後、
「「「な!!!」」」
ドスッドスッと鈍い音をたてて
包丁がスケッチに突き刺さる。
何度も何度も繰り返し、
やがて・・
ボロボロになったスケッチを
まな板のようにして・・
・・マジでアカンこの女。。
二人が到着する前に
美紗先生の部屋を見るよう指示が来た。
大量に散らばる赤黒い物。
耳や足の破片で辛うじて
ウサギやったと判る血みどろの細切れ。
絶句する程ビビった・・
けど、その時は・・まだ、
誰か別の人間に、
別の場所でやらせて、
部屋にまき散らしとけーって
指示しただけやと思っとった。
本気にしてへんかった・・
育ちのええお嬢が・・
こんなん、、自分で・・
「綾、直接連絡が取れない以上、
二人の安全の為に従う方向で良い?」
「ええ。」
「君、大丈夫?」
「ぇ、、あ、まぁ。。」
我に返ると、
キチガイじみた動画は、
とっくに終わっとった。
ロビン先生は玄関ドアの鍵を閉め、
綾先生は鞄の中からスポーツドリンクを取り出し、俺に差し出す。
「貴方、顔が真っ青よ
そこの階段に座って飲みなさい、
落ち着いたら、
"お嬢の指示"を教えて」
※※※※※※※※
「「「な!!!」」」
ドスッドスッと鈍い音をたてて
包丁がスケッチに突き刺さる。
何度も何度も繰り返し、
やがて・・
ボロボロになったスケッチを
まな板のようにして・・
・・マジでアカンこの女。。
二人が到着する前に
美紗先生の部屋を見るよう指示が来た。
大量に散らばる赤黒い物。
耳や足の破片で辛うじて
ウサギやったと判る血みどろの細切れ。
絶句する程ビビった・・
けど、その時は・・まだ、
誰か別の人間に、
別の場所でやらせて、
部屋にまき散らしとけーって
指示しただけやと思っとった。
本気にしてへんかった・・
育ちのええお嬢が・・
こんなん、、自分で・・
「綾、直接連絡が取れない以上、
二人の安全の為に従う方向で良い?」
「ええ。」
「君、大丈夫?」
「ぇ、、あ、まぁ。。」
我に返ると、
キチガイじみた動画は、
とっくに終わっとった。
ロビン先生は玄関ドアの鍵を閉め、
綾先生は鞄の中からスポーツドリンクを取り出し、俺に差し出す。
「貴方、顔が真っ青よ
そこの階段に座って飲みなさい、
落ち着いたら、
"お嬢の指示"を教えて」
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