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想うより、想われる方が良い?
第11章 裏切り。
「don't go」
突然、重なっていた肌が離れ、
ひんやりとした空気に驚いて
口走ってしまった。
嘆願するような、
自分でも信じられないくらい弱々しい声で。
何なの私?
また独りきりになるのが怖くて、
目の前の男にすがるの?
・・最低、本当に最低な女。
私の瞳を覗き込んだマイクは微笑んでいない。
「美紗。
私は、どこにも行きません」
少しだけ険しいまっすぐな琥珀色の瞳を私に向け、真剣な声で返す。
でもそんなの信じられるわけない。
お互い知らない事だらけで、
そもそも私に好かれる要素なんて無い。
軟弱馬鹿がよく言ってるように、
マイクも私のことを
お高くとまったウザい女と思っているはず。
そうだよ、だからこそ無理矢理抱けた。
ウザい女が教室でセックスするような淫乱馬鹿だったから、一発やっとけってノリで。
本当の気持ちなんてあるわけない、
ただ溺れていく様子を愉しむために・・
・・苦しい・・
突然、重なっていた肌が離れ、
ひんやりとした空気に驚いて
口走ってしまった。
嘆願するような、
自分でも信じられないくらい弱々しい声で。
何なの私?
また独りきりになるのが怖くて、
目の前の男にすがるの?
・・最低、本当に最低な女。
私の瞳を覗き込んだマイクは微笑んでいない。
「美紗。
私は、どこにも行きません」
少しだけ険しいまっすぐな琥珀色の瞳を私に向け、真剣な声で返す。
でもそんなの信じられるわけない。
お互い知らない事だらけで、
そもそも私に好かれる要素なんて無い。
軟弱馬鹿がよく言ってるように、
マイクも私のことを
お高くとまったウザい女と思っているはず。
そうだよ、だからこそ無理矢理抱けた。
ウザい女が教室でセックスするような淫乱馬鹿だったから、一発やっとけってノリで。
本当の気持ちなんてあるわけない、
ただ溺れていく様子を愉しむために・・
・・苦しい・・