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想うより、想われる方が良い?
第11章 裏切り。
同時にドタドタと慌てた足音が近づき、
勢いよくドアが開く。

「危ない!」

私にぶつかる寸前、
マイクは叫びと共にドアを叩き止めた。

その向こうから
綾先生の大きな声が教室に響く。

・・でも
何を言っているのか分からない。

私の脳内にマイクの声が、、
マイクの言葉が、、
やまびこのように繰り返して
他の事を理解する余裕が無い。

だってマイクが、
『アタンシュオン!』
って叫ぶから。。

それ、、それって
嘘だよね?
冗談だよね?

・・フランス語だよ・・・・

咄嗟に出るのは母語じゃないの?
どうして?
マイクはイギリス人でしょ!?

・・落ち着いて。

今、あの人を思い出して、
マイクに重ねてしまっていたから
“アブナイ”が
そんな風に聞こえただけかもしれない。

そうだよ、
私の居場所を知っているのはアマンダだけ。
アマンダが教えるわけない。

・・それに、
それに・・あの人は・・、

何年も姿を隠す私を
探そうなんて思わないだろうし。


「美紗?」
「……」
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