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想うより、想われる方が良い?
第12章 意地悪。
『・・・ん・・
??お前!!!ィッ』
ガバっと起き上がって、
容赦なく胸ぐらを掴んだ直後、
頭痛に見舞われたのか
眉間の皺を更に深くして凍り付いてしまった。
『わぁぁ、
まだ安静にしてないと』
『こーれ、ブルコント。』
部屋の入口から窘めるオーナーさんの声。
ブルコントと呼ばれたお孫さんは、
私をぐっと引き寄せて睨み、
突き飛ばす様にして手を離す。
背もたれのない椅子から
後ろへバランスを崩しそうになった私を
オーナーさんが支えてくれた。
『これ、乱暴はおよしなさい。』
『お爺様、
それは、この馬鹿に言ってやってください。
どういうつもりなのか、
突然殴りかかって来たんですよ。』
馬鹿って・・ぅぅ。
彼が怒るのは分かるけど、
私にも言い分がある。
??お前!!!ィッ』
ガバっと起き上がって、
容赦なく胸ぐらを掴んだ直後、
頭痛に見舞われたのか
眉間の皺を更に深くして凍り付いてしまった。
『わぁぁ、
まだ安静にしてないと』
『こーれ、ブルコント。』
部屋の入口から窘めるオーナーさんの声。
ブルコントと呼ばれたお孫さんは、
私をぐっと引き寄せて睨み、
突き飛ばす様にして手を離す。
背もたれのない椅子から
後ろへバランスを崩しそうになった私を
オーナーさんが支えてくれた。
『これ、乱暴はおよしなさい。』
『お爺様、
それは、この馬鹿に言ってやってください。
どういうつもりなのか、
突然殴りかかって来たんですよ。』
馬鹿って・・ぅぅ。
彼が怒るのは分かるけど、
私にも言い分がある。