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想うより、想われる方が良い?
第14章 二人にとって・・


『かなり強烈な人』か・・
どうかな・・?

輝昭と私をずっと監視してたのなら、
三か月間だよ。

溜めに溜めたイライラを
爆発させて、

スケッチめった刺しで
部屋を血みどろにする程度なら・・、

「大丈夫?」

画面を見つめたままだった私の肩に
槙野さんの手がそっと乗った。

「大丈夫です。
ちょっと考えてて、
前の人たちより
随分優しいなって」

階段とかエスカレーターで
後ろから突き飛ばされるより
うんとましだよ。。

槙野さんは一瞬目を丸くしてから
苦笑い。

「今のところは、ね。」

そっか、、

「始まったばかりですもんね」

私もつられて苦笑いになり
ファイルを閉じると、
一緒に添付されている
もう一件をおもむろに再生した。
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