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想うより、想われる方が良い?
第14章 二人にとって・・
「続きを見るんですか?」

「違う違う、、
メールの本文を、、」

「え、読むんですか。。」

嫌だな・・漢字・・苦手なのに・・

ぅーん、、でも、
電話をベッドに置いて
やけくそ気味に頷く槙野さんに
"読み上げて欲しい"なんて言えない。。

仕方なく電話を手に取り
文字を目で追うと、、

【――ですので、どの場所でも彼女の顔は――】

「あの、この漢字は、、」

「ああ、それは"設置"
置くっていう意味ね。」

「・・っと、、これは?」

「"鮮明"
ハッキリって事で、、
次の字は"うつる"って読むよ」

はぁ、、
やっぱり読んでもらった方が早かった。。

それにしても本当なんだろうか?

「輝昭が・・カメラを置いて・・
何のためにですか?」
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