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想うより、想われる方が良い?
第15章 地の果て。
【はぁ。
私の抱える問題をどう伝えれば
貴女を傷つけず理解を得られるか
ずっと悩んでいました】
「ぇ?悩む?」
"問題"が何か気になるより、
悩む姿が全く想像できなくて
思わず顔を上げる。
あの人はちょっと睨んでから苦笑いをし、
私の鼻にチュッとキスを落とした。
「繊細ですからね、私は。
はぁ、真面目な話、
貴女がアマンダに対して
崇拝に近い感情を持っている限り、
答えはでない・・
苦しいと思いますが、
二人で前へ進むために
どうか聞いてほしい」
・・二人で・・?
良く分からない話が始まろうとしているのに、
二人って言葉に反応して心拍数が上がる。
こんな風に感じるなら、
素直になれば良いんだろうけど、
アマンダの為に・・
顔を伏せた私の頬を撫で、あの人は瞳を覗き込む。
私の抱える問題をどう伝えれば
貴女を傷つけず理解を得られるか
ずっと悩んでいました】
「ぇ?悩む?」
"問題"が何か気になるより、
悩む姿が全く想像できなくて
思わず顔を上げる。
あの人はちょっと睨んでから苦笑いをし、
私の鼻にチュッとキスを落とした。
「繊細ですからね、私は。
はぁ、真面目な話、
貴女がアマンダに対して
崇拝に近い感情を持っている限り、
答えはでない・・
苦しいと思いますが、
二人で前へ進むために
どうか聞いてほしい」
・・二人で・・?
良く分からない話が始まろうとしているのに、
二人って言葉に反応して心拍数が上がる。
こんな風に感じるなら、
素直になれば良いんだろうけど、
アマンダの為に・・
顔を伏せた私の頬を撫で、あの人は瞳を覗き込む。