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第16章 素敵な輝昭様。

「････」

･･が、
助けを求めても助けてくれない、、
それどころか、
この状況を作り出した大馬鹿者、、

そんな俺に
猛りを突っ込んだまま言われても安心できるわけもなく、

おっぱいちゃんは俯いて
身体をこわばらせてしまった。

坂東の視線を感じて前を向くと、
取り回しやすいよう整えた縄をガッシっと持ち
"誰が王様だ？"と鋭い目つきで咎めてくる。

分かってる、

三人で遊ぶのは久しぶりだが、
ルールを忘れるほどボケてない。

その証拠にちゃんと浅野に従っただろうが･･

ったく、

設定と撮影は俺が王様、
責め言葉とオモチャは浅野が王様、
緊縛と目隠しは坂東が王様だ。

"縛り"が始まれば、
緊縛王の指示がない限り
俺らは受け手の女と
掛け手になる王への関わりを禁じられている。