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想うより、想われる方が良い?
第18章 私の美しいヴィオレット。
ズッチュ・・ズ・・ズチュ・・・

「そンアッァ、、ハァ、、おっきぃンッァ」

傘しか入っていないが、
眉を顰め健気に自分を受け入れようとするスミレの姿に
ブルコントの理性はもう焼き切れそうだ。

「ヴィオレット・・」

落ち着くために一度止まって深呼吸。
苦しそうにしているスミレの頬を撫でる。

「大丈夫ですか?」

潤んだ瞳が甘えるように細まって
乱れた呼吸のまま顎が少し上がる。

「ッ、、」

色っぽい仕草に
情火は落ち着くどころか逆に煽られ、

彼女の顎を掴まえて、
唇を貪りながら猛りをがむしゃらに叩き込んで、、
と、獣と化した自分が脳内で大暴れ。

(落ち着きなさい、、子供じゃあるまいし)

自分を叱ってみるが、既に前科がある。
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