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想うより、想われる方が良い?
第20章 おまけ:「どうして・・」
ノエは
ブルコントが自分を見ていないと分かると
フッと肩の力を抜いて
何とか誤魔化せたかなと苦笑いをした。
(危ない危ない。
僕が指摘したら元の木阿弥、
頑なだから・・)
過去を知るノエ、
(この髪型にしてから随分経ったね)
もう二度と誰も愛さない、
そんな悲しい決意表明のドレッド。
ノエはそれを一本つまみ
拗ねて黙り込んだブルコントの腕を
コショコショとくすぐる。
『おーい。ごめんごめん。
ちゃんと真面目に考えるから
機嫌直してよ』
☆☆
下宿の階段ホールの床、
モザイクタイルで描かれた美しいユリの上に
ちょこなんとしゃがみこんでいる大男が一人。
ちくちくちまちま、ちくちくちまちま・・
ブルコントが自分を見ていないと分かると
フッと肩の力を抜いて
何とか誤魔化せたかなと苦笑いをした。
(危ない危ない。
僕が指摘したら元の木阿弥、
頑なだから・・)
過去を知るノエ、
(この髪型にしてから随分経ったね)
もう二度と誰も愛さない、
そんな悲しい決意表明のドレッド。
ノエはそれを一本つまみ
拗ねて黙り込んだブルコントの腕を
コショコショとくすぐる。
『おーい。ごめんごめん。
ちゃんと真面目に考えるから
機嫌直してよ』
☆☆
下宿の階段ホールの床、
モザイクタイルで描かれた美しいユリの上に
ちょこなんとしゃがみこんでいる大男が一人。
ちくちくちまちま、ちくちくちまちま・・