この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
想うより、想われる方が良い?
第20章 おまけ:「どうして・・」
髭はフルフェイス、
そしてロングのドレッドという見た目不審者な彼は
剥がれてしまった小さなタイル達を
ちくちくちまちま、ちくちくちまちま・・
器用に直している。
この大男、
祖父に"ブルコント(古道具)"とあだ名をつけられる程
極々幼い頃から骨董や古美術が大好き。
好きを趣味で終わらせず、
しっかり勉強して修復師兼アートディーラーになり、
更に夢である
オークショニアを目指して法学も修めようとしている。
とにかく勤勉で器用で丁寧で根気強い、、のだが、、
「はぁぁぁ。」
溜息をホールに響かせた。
大好きな物、大好きな作業なのにまた‥
「はぁぁぁぁぁ。」
(このままだと・・)
今は・・
肉体的な原因で、、
かなり精神的に参っていて・・
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。」
大きな大きな溜息をつき手を止めた。
そしてロングのドレッドという見た目不審者な彼は
剥がれてしまった小さなタイル達を
ちくちくちまちま、ちくちくちまちま・・
器用に直している。
この大男、
祖父に"ブルコント(古道具)"とあだ名をつけられる程
極々幼い頃から骨董や古美術が大好き。
好きを趣味で終わらせず、
しっかり勉強して修復師兼アートディーラーになり、
更に夢である
オークショニアを目指して法学も修めようとしている。
とにかく勤勉で器用で丁寧で根気強い、、のだが、、
「はぁぁぁ。」
溜息をホールに響かせた。
大好きな物、大好きな作業なのにまた‥
「はぁぁぁぁぁ。」
(このままだと・・)
今は・・
肉体的な原因で、、
かなり精神的に参っていて・・
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。」
大きな大きな溜息をつき手を止めた。