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想うより、想われる方が良い?
第20章 おまけ:「どうして・・」
(ノエの言う通りにしてみますか)

スミレとテッドを
ここで閉じ込めて検証してみる事に。

タイルの修繕作業を終わらせると、

ホールへの扉を施錠して
溜息をつき、

適当な椅子を運んできて
溜息をつき、

読みかけの本を開いて
また溜息をつく。

(はぁぁぁぁぁ。馬鹿々々しい)




テッドもスミレも夕食の時間には
大抵下宿に居るのだが、
今日は何故か遅く、
先に帰って来たのはスミレだった。

乾くまで通れないと伝えると
少し訝し気に眉を顰めたものの
案外素直に従い、
時間つぶしをするのかスケッチを開ける。

大切そうにそっと。
そしてすぐに瞳が輝く。
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