この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
想うより、想われる方が良い?
第20章 おまけ:「どうして・・」

その単なる身体の反射で返ってきた答えに
ブルコントは険しい表情をさらに険しくし、
もどかしさに耐えられず畳みかけた。
「どうして私を起こさなかったのですか?」
「・・ごめん、迷ったの、
でも‥疲れてるだろうから
ゆっくり寝ててほしくて」
「疲れていたって何だって
私の傍から離れる時は
必ず起こすと約束して下さい。
そうでないと・・
二度と・・眠れなくなる」
自信なさげに言葉が消え、
スミレは胸を締めつけられる。
逃げ続けたから、
苦しめ続けたから、
出来るだけ心配させないようにと
思ってたのに、心配させてしまった。
馬鹿馬鹿と自分に罵倒を浴びせながら
「心配かけないように
ちゃんと起こすって約束する。
愛してるブルコント、
もう貴方の腕から逃げ出したりしない、
傍から絶対離れないから」
と、宣言した。
ブルコントは険しい表情をさらに険しくし、
もどかしさに耐えられず畳みかけた。
「どうして私を起こさなかったのですか?」
「・・ごめん、迷ったの、
でも‥疲れてるだろうから
ゆっくり寝ててほしくて」
「疲れていたって何だって
私の傍から離れる時は
必ず起こすと約束して下さい。
そうでないと・・
二度と・・眠れなくなる」
自信なさげに言葉が消え、
スミレは胸を締めつけられる。
逃げ続けたから、
苦しめ続けたから、
出来るだけ心配させないようにと
思ってたのに、心配させてしまった。
馬鹿馬鹿と自分に罵倒を浴びせながら
「心配かけないように
ちゃんと起こすって約束する。
愛してるブルコント、
もう貴方の腕から逃げ出したりしない、
傍から絶対離れないから」
と、宣言した。

