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すこし歪な愛の形
第1章 すこし歪な愛の形
 


 ――遊ぶ、という行為は、人生を豊かにするエッセンスなのである。だから、何者もこれを邪魔してはならない――



 親兄弟のピンチなら、遊んでる途中でも駆け付けるべきだけどね。



 今日僕の席に着いたのは、ミワちゃんとサエちゃんだって。あんまり話した事のない女の子達だけど、可愛いからとても嬉しい。

 女の子はそのままでも可愛いけれど、着飾ったらもっと可愛い。憂鬱な暗さを吹き飛ばすようなネオン。キラキラなドレスの女の子達。普通の女の子はなかなかドレスまで着る事はないから、僕はキャバクラが好きだ。お話楽しいし。

「いっくん、それ煙管ですかぁ? 様になってて、カッコイイですぅ」

 僕がニューアイテムを吹かすと、さっそくサエちゃんが褒めてくれる。

「でしょ? 彼女がイラスト描いてるの見て、ピンと来たの。渋いいっくんカッコイイでしょ」

「彼女さんいるんですかぁ? ざんねーん」

「サエちゃん拗ねちゃった? ごめんね、僕可愛い彼女いるの。いつか結婚して、新婚旅行にハワイ行くのが夢なんだ」

「いっくんって、堅実なんですねぇ。じゃあ、未来の新婚さんを記念してぇ……かんぱーい!」
 
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