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止められなかった…
第14章 届かない叫び…
勤務終了まで、後2時間。
明日で終われる目処が大体ついた気がする。
思った以上の速さで片付いてきていた。
“ねぇ、ゆなちゃん。今何割位まで卸した感じ?”
峻くんが数列向こうから声を上げる。
“…えっと…明日の昼過ぎには終われる位…6割位かな…”
そう答えると、峻くんがこっちに向かって歩いて来る…
棚に寄りかかり腕組みしながら私を見て…
“…じゃあ…残り時間は無理に仕事しなくていいワケだ…”
と、ジリジリ私に近づいて来る…