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止められなかった…
第23章 渦巻く感情…

トイレは奥ばった所にある。
足音で誰か来たらわかるだろうが、店内でのこの状況に生きた心地がしない…
“…なぁ。先約ってナニ?。この後2人で何しよってんだよ。”
頭の上から振り落とされる声…
淡々と話す孝さんに体は強張り返事ができない。
“放してやってよ”
突如声がする。
振り返ると峻くんがソコに居た…
“雪さん待ってるよ~。余り長いと変に思われちゃうし~”
肩を押さえる手に力が籠もる…
“…峻。先約だって言ってたけど、それ無しだ。オレゆなと先に出る。”
グイッと手を引かれ、雪さんの待つ席に向かう。
“おっそ~い!!…あれ?ゆなちゃん顔色悪いよ…”
“悪い。コイツ送るから先帰るよ。”
“あ…うん。ゆなちゃん、車置いていきなよ!明日の朝、峻に拾ってもらいなね!!”
峻くんはその場には居なかった…
手を引かれ店を出る途中、トイレの前に立っているのが分かったけれど、目を向ける事ができないまま、私達は店を後にした……
足音で誰か来たらわかるだろうが、店内でのこの状況に生きた心地がしない…
“…なぁ。先約ってナニ?。この後2人で何しよってんだよ。”
頭の上から振り落とされる声…
淡々と話す孝さんに体は強張り返事ができない。
“放してやってよ”
突如声がする。
振り返ると峻くんがソコに居た…
“雪さん待ってるよ~。余り長いと変に思われちゃうし~”
肩を押さえる手に力が籠もる…
“…峻。先約だって言ってたけど、それ無しだ。オレゆなと先に出る。”
グイッと手を引かれ、雪さんの待つ席に向かう。
“おっそ~い!!…あれ?ゆなちゃん顔色悪いよ…”
“悪い。コイツ送るから先帰るよ。”
“あ…うん。ゆなちゃん、車置いていきなよ!明日の朝、峻に拾ってもらいなね!!”
峻くんはその場には居なかった…
手を引かれ店を出る途中、トイレの前に立っているのが分かったけれど、目を向ける事ができないまま、私達は店を後にした……

