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止められなかった…
第5章 二人の男…
しばらく静かな時間を過ごしていた…
どうやら気を失ったまま眠りについていたらしい…
うっすら目を開けると、目の前に自分の手が見える。
‘孝さん…電源コードを外してくれたんだ…’
手首は真っ赤になっている。
次第に頭がハッキリしてはきたものの、今自分がどう行動すべきか答えを出せないまま、ただ横たわっていた…。
カチッ…フゥー…
孝さんはタバコを吸っている。
『♪~♪~』
孝さんの携帯が鳴った。
“フッ…ようやくきたかぁ…”
と呟いて、孝さんは電話に出た。
“おう!…ん…ん~…クスッ…想像以上だ~
…お前も予定通り?
あぁ…部屋番メールすっから~…じゃな”
『ピッ』
……………今のは何?
部屋番?…ここの?
…予定通りって?
…誰?…孝さん誰と話してたの?
私は頭の中で必死に考えた。
ギシッ…
ハッと気付くと、孝さんが背中側に寄り添うように身体を密着させてきた。
後ろから抱きしめられる…。
温かい…。
孝さんは、優しく髪を投げている。
…気持ちイイ。
私は徐々に気持ちが落ち着き始めていた。
孝さんの口から放たれる言葉を聞くまでは……。
どうやら気を失ったまま眠りについていたらしい…
うっすら目を開けると、目の前に自分の手が見える。
‘孝さん…電源コードを外してくれたんだ…’
手首は真っ赤になっている。
次第に頭がハッキリしてはきたものの、今自分がどう行動すべきか答えを出せないまま、ただ横たわっていた…。
カチッ…フゥー…
孝さんはタバコを吸っている。
『♪~♪~』
孝さんの携帯が鳴った。
“フッ…ようやくきたかぁ…”
と呟いて、孝さんは電話に出た。
“おう!…ん…ん~…クスッ…想像以上だ~
…お前も予定通り?
あぁ…部屋番メールすっから~…じゃな”
『ピッ』
……………今のは何?
部屋番?…ここの?
…予定通りって?
…誰?…孝さん誰と話してたの?
私は頭の中で必死に考えた。
ギシッ…
ハッと気付くと、孝さんが背中側に寄り添うように身体を密着させてきた。
後ろから抱きしめられる…。
温かい…。
孝さんは、優しく髪を投げている。
…気持ちイイ。
私は徐々に気持ちが落ち着き始めていた。
孝さんの口から放たれる言葉を聞くまでは……。