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止められなかった…
第27章 我慢の限界…
確実に人の気配。

孝さんも私を解放し、自由になった私は急いで衣服を整えた。

身動きを取れないまま、部屋の扉を見据える2人。

そして扉が開かれ…

そこには息を切らした峻くんが立っていた…

私達を交互に見て、孝さんへ視線を据える。

“何やってんだよ”

孝さんは黙っている。

“んなトコで何やってんだって聞いてんだよ!!”

“…お前にどうこう言われる筋合いねぇと思うんだケド?”

“それが大ありなんだよ!!”

と、室内に入って来て私の腕を掴む。

“ゆなちゃん。帰ろう。”

私は腕を引かれるまま、その部屋を後にした…



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