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止められなかった…
第29章 一歩前へ…

この日の残業は、峻くんを抜かした三人で急ピッチで進められた。
昨日、あの後に孝さんは一人で残業したらしく、今日の手はずをキチンと整えていた。
二人で飲みに行くというのは本当のようで、7時半を目処に残業を終える。
玄関に出た所で『あれぇ?ゆなちゃんお迎えじゃないのぉ?』と冷やかす声で雪さんが指を指した方向に、車に背をもたげ煙草を吸う峻くんの姿があった。
“ほら~(笑)行きなよ!!…孝さんの事は任せていいからね”
ヤッパリお見通しの雪さんの言葉に
“ごめんね…宜しくお願いします”
と言って、背を押されるまま峻くんの元へ歩き出す。
“おかえり~。思ったより早かったね~。冷蔵庫空っぽだから、買い物して帰ろう”
私を見る優しい瞳。
“うん!!そうしよう!!”
何時もの笑顔で返事を返す私がソコに居た。
昨日、あの後に孝さんは一人で残業したらしく、今日の手はずをキチンと整えていた。
二人で飲みに行くというのは本当のようで、7時半を目処に残業を終える。
玄関に出た所で『あれぇ?ゆなちゃんお迎えじゃないのぉ?』と冷やかす声で雪さんが指を指した方向に、車に背をもたげ煙草を吸う峻くんの姿があった。
“ほら~(笑)行きなよ!!…孝さんの事は任せていいからね”
ヤッパリお見通しの雪さんの言葉に
“ごめんね…宜しくお願いします”
と言って、背を押されるまま峻くんの元へ歩き出す。
“おかえり~。思ったより早かったね~。冷蔵庫空っぽだから、買い物して帰ろう”
私を見る優しい瞳。
“うん!!そうしよう!!”
何時もの笑顔で返事を返す私がソコに居た。

