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止められなかった…
第29章 一歩前へ…

次の日の昼休み。
雪さんから『お昼外行こう』と声をかけられた。
雪さんの車に乗り込み、近くのコンビニでお昼を買い、車内で食べながら話をする。
“ざっくりしか掴めて無いんだけどさ…”
と雪さんが口を開く。
“孝さん、気持ちを上手く表現できない不器用なタイプみたい…。すごく感じたのが、峻にゆなちゃん取られたみたいな…。『出張さえなかったら』って何回も言ってた。”
私は黙って話を聞く。
“『何で峻なんだよ』って…。孝さんハッキリは言わなかったけど、ゆなちゃんの事好きだってのは分かった。”
それは私も分かってた…
でも、どうしようも無かった…
“後半はさ~…反省っていうか、懺悔かな?…とにかく今は結果に納得いってないみたいだけど、こればっかりは仕方ないしね…。ゆなちゃんに悪い事したって本当に思ってるようにアタシには見えたよ…”
話し終えて、雪さんは最後に一言呟いた。
“また前みたく4人で笑いあえるといいね…”
雪さんから『お昼外行こう』と声をかけられた。
雪さんの車に乗り込み、近くのコンビニでお昼を買い、車内で食べながら話をする。
“ざっくりしか掴めて無いんだけどさ…”
と雪さんが口を開く。
“孝さん、気持ちを上手く表現できない不器用なタイプみたい…。すごく感じたのが、峻にゆなちゃん取られたみたいな…。『出張さえなかったら』って何回も言ってた。”
私は黙って話を聞く。
“『何で峻なんだよ』って…。孝さんハッキリは言わなかったけど、ゆなちゃんの事好きだってのは分かった。”
それは私も分かってた…
でも、どうしようも無かった…
“後半はさ~…反省っていうか、懺悔かな?…とにかく今は結果に納得いってないみたいだけど、こればっかりは仕方ないしね…。ゆなちゃんに悪い事したって本当に思ってるようにアタシには見えたよ…”
話し終えて、雪さんは最後に一言呟いた。
“また前みたく4人で笑いあえるといいね…”

