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あなたが教えてくれたこと
第1章 1
手錠で自由を奪われた両手だと分かっていても、紫遠(しおん)は反射的に跳ねさせてしまう。
鎖と束縛金具がガチャンッと金属音を立てた。
「ああっ! そんなにされたらっ……」
四つ這いというよりは、尻だけ浮かせたうつ伏せの方が近い姿勢の紫遠は、頸だけで振り返って夫に懇願した。
「おいおい。抜けそうだぞ? しっかり力を籠めるんだ」
嘲笑いながら正嗣(まさつぐ)は手に持つ鞭を振り上げて妻の尻を打ち付けた。
「ンンッ……」
革の紐が束ねられた鞭が肌に食い込むようだった。
しかしその痛みにばかり気を取られている訳にはいかない。。
あまり力みすぎると膣に挿入されたディルドが抜け落ちてしまうからだ。
もしそれを落とすような粗相があれば、今以上の『躾け』が待っている。
鎖と束縛金具がガチャンッと金属音を立てた。
「ああっ! そんなにされたらっ……」
四つ這いというよりは、尻だけ浮かせたうつ伏せの方が近い姿勢の紫遠は、頸だけで振り返って夫に懇願した。
「おいおい。抜けそうだぞ? しっかり力を籠めるんだ」
嘲笑いながら正嗣(まさつぐ)は手に持つ鞭を振り上げて妻の尻を打ち付けた。
「ンンッ……」
革の紐が束ねられた鞭が肌に食い込むようだった。
しかしその痛みにばかり気を取られている訳にはいかない。。
あまり力みすぎると膣に挿入されたディルドが抜け落ちてしまうからだ。
もしそれを落とすような粗相があれば、今以上の『躾け』が待っている。