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あなたが教えてくれたこと
第6章 6
「よし。これだけ俺の匂いをつけてやればいいだろう」
「えっ……」
「どうした?」
わざとらしいといえばそれまでだが、あからさまに肝心なとこだけを舐めて貰えない焦らしはストレートに効く。
「まだ……その……大切なところが……」
「大切なところ? はっきり言わないと分からないな」
弱った獲物を嬲る愉しみで彼の声は弾んでいた。
「こ、ここです」
恥じらいながらそこに手を当て訴える。
しかし彼からはなんの反応も返ってこない。このまま放置されるのかと焦りすら覚えてしまっていた。
「ここも舐めて下さい……あなたの匂いをつけて下さい……お願いします」
我慢できずに紫遠は自らの手で割れを広げてねだった。
彼がどんな呆れ顔で嗤っているのか、見たくて仕方ない。
「えっ……」
「どうした?」
わざとらしいといえばそれまでだが、あからさまに肝心なとこだけを舐めて貰えない焦らしはストレートに効く。
「まだ……その……大切なところが……」
「大切なところ? はっきり言わないと分からないな」
弱った獲物を嬲る愉しみで彼の声は弾んでいた。
「こ、ここです」
恥じらいながらそこに手を当て訴える。
しかし彼からはなんの反応も返ってこない。このまま放置されるのかと焦りすら覚えてしまっていた。
「ここも舐めて下さい……あなたの匂いをつけて下さい……お願いします」
我慢できずに紫遠は自らの手で割れを広げてねだった。
彼がどんな呆れ顔で嗤っているのか、見たくて仕方ない。